renovation

住環境支援課は、福祉用具と住宅改修サービスからご利用者様の快適な生活空間を拡大し、安全かつ安心な日々が過ごせるよう日常生活の自立を支援いたします。また同時に、介護者にとっても心身の負担を軽減出来るよう住環境整備を図ります。
福祉用具は、加齢と共に身体機能が低下した高齢者、あるいは障害者が日常生活を営む上で役に立つ便利な用具のことです。必要な物が必要な期間だけ利用することができ、身体の状況に合わせて商品を変えられ、メンテナンスにも対応いたします。
住宅改修は、在宅の利用者が住み慣れた自宅で生活が続けられるように、手すりの取り付け、段差解消などの住宅リフォームを行います。利用者だけではなく、介護されるご家族の意見も踏まえて改善計画を立てていきます。

福祉用具(レンタル、販売)

福祉用具レンタル

福祉用具商品を月額レンタル料の原則1割負担(自己負担額)でレンタル出来ますが、一部介護度によってレンタル出来ない商品もあります。

  • 特殊寝台(1モーターベッド、2モーターベッド、3モーターベッド)
  • スロープ(簡易スロープ、ミニスロープ等)
  • 特殊寝台付属品(サイドレール、ベッドテーブル等)
  • 歩行器(前輪付き、固定型、交互型等)
  • 車いす(自走用、介助用、電動)
  • 歩行補助つえ(T字型、多脚型、松葉杖、クラッチ等)
  • 車いす付属品(クッション、電動補助装置等)
  • 認知症老人徘徊感知機器(センサー式等)
  • 床ずれ防止用具(床ずれ防止用マットレス・エアーマットレス等)
  • 移動用リフト
  • 体位変換器(空気パッド、クッション等)
  • 自動排泄処理装置
  • 手すり(置き型タイプ、簡易バータイプ)

福祉用具販売

一人当たり最大10万円(原則1割負担)の支給を受けることができます。

  • 腰掛便座(腰掛式、補高便座、ポータブルトイレ等)
  • 簡易浴槽(空気式、折りたたみ式等)
  • 自動排泄処理装置の交換可能部品
  • 移動用リフト(つり具部分)
  • 入浴補助用具(入浴用いす、浴槽内手すり、浴槽内いす等)

住宅改修

住宅改修

一人当たり最大20万円(原則1割負担)の支給を受けることができ、期限は1年間となります。

  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 滑りの防止および移動の円滑化などのための床または通路面の材料変更
  • 引き戸などへの扉の取替え、または新設
  • 洋式便器などへの便器の取替え
  • 前述の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修

住宅改修の流れ

① ご依頼
ご相談だけでも構いません。電話またはFAXでご連絡ください。
② 現場調査
ご自宅に訪問し、採寸・撮影を実施。
③ お見積り
工事内容・金額をお見積書・図面でご確認いただきます
④ 申請手続き
区役所や公社、大家さん、管理組合等への手続きは弊社が行います。
⑤ 工事
工事の実施、設計および施工計画どおりの進行かを確認。
⑥ 書類控えお渡し
工事後の区役所への申請手続き、書類・写真の控えをお渡しします。

施工例

トイレ改修工事

用を足すのが負担にならない様に洋式便器に交換しました。また、車椅子使用のため、洗面をつぶしてトイレを広げ、入口間口も広げ、引戸としました。

風呂場改修工事

バリアフリー仕様のユニットバスに交換。入口は段差無く、浴槽も浅く入りやすくなっています。ユニットバスは一般の浴室に比べ冬の寒さを感じず快適です。
御予算にあわせて、暖房を付けたり、入口ドアを引戸にしたりなど可能です。部分的に介護保険他、公費の対象になります。

メッセージ

住居は人間の生活の拠点であり、生活の基本となる場であると考えられます。しかしながら、そこで暮らす人々は、加齢や心身の状況などから起こる要因により、これまで住みやすかった我が家にもストレスを感じることが出てきます。
われわれ住環境支援課は、福祉用具・住宅リフォームの観点から、ご利用者のご状態を把握した上で生活上の課題を明らかにするとともに、ご家族様からのご要望をお聞きしながら、人・環境にあったサービスをご提案いたします。
福祉用具は他の介護サービスと異なり、24時間365日ご利用者に提供できる唯一のサービスです。取り扱うものが用具ですからコミュニケーションをとることはできませんが、安心・安全にこれまで通りの生活を維持する上で最も身近なサポート役として援助させていただきます。

住環境支援課 中島 明里

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